2Wayプライス

外国為替証拠金取引をするときに欠かせないのが、2Wayプライスでのレート表示です。2Wayプライスとは、投資家が注文を出す際に、業者が売り(Bid) と買い (Ask) の両方のレートを同時に公開することです。2Wayプライスで売買注文を出す場合、取引レートはドル/円の場合、「110.00-110.05」などという形式で表示されます。これらの数字のうち、安いほうは投資家にとっての売値、高いほうは投資家にとっての買値を示しています。この売り(Bid)と買い(Ask)の差額のことをスプレッドと呼びます。ドル/円が「110・00-110.05」の場合、スプレッドは5銭ということになります。

スプレッドは端的に言えば、取引業者の儲けに当たります。

 

わかりやすくすると次のとおりです。

 

  • 業者Aは手数料300円、スプレッド5銭
  • 業者Bは手数料0円、スプレッド10銭
  • それぞれ10,000ドル取引した場合
  • 業者A→手数料300+(10,000×0.05)= 800円
  • 業者B→手数料 0+(10,000×0.10)= 1,000円

以上の点から分かる通り、スプレッドが大きいということは、より安く売り、より高く買うことになるので投資家にとっては不利になります。つまり、スプレッドは小さければ小さいほど得になります。スプレッドは見落とさないように気をつけましょう。

 

なぜこのような2Wayプライスの方法が取られているのでしょうか。ここで少し1Wayだったらどうなるかを考えてみましょう。

 

例えばあなたがUSドルを1万ドル買いたいとします。
あなた :「USドルを1万ドル買いたいのですが。」
業者  :「100円35銭ですね。」
あなた :「わかりました。」

 

ちょっと待ってください!

あなたは肝心なことを忘れています。ちゃんとした外国為替証拠金取引業者なら、必ずこう言うでしょう。

 

業者  :「現在の気配は100円30銭-100円35銭ですから、100円35銭です。」

売り気配と買い気配の両方を提示することで価格の透明性が増すことになります。そして、なによりも大きなメリットとして、業者による取引レートの不正操作を防止できるということが挙げられます。業者が買いレートのみを提示していた場合、もし業者が買いレートを吊り上げていたとしても、売りレートが分からなければスプレッドが計算できません。したがって、投資家には例示されたレートが妥当なのか、不当なのかが判断できないことになります。

しかし、2Wayプライスで提示されていれば、スプレッドが一目瞭然です。2Wayプライスがフェアな取引に大事というのは、こういうことなのです。

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