口座開設の流れと注文方法

口座開設の流れ

外国為替証拠金取引を始める際は、証券会社や、商品先物会社といった専門の業者と契約を結び、FX専用の口座を開設しなければなりません。 口座開設から取引開始に至るまでの、一般的な流れは以下の通りです。

(1)口座開設の申込み

 外国為替証拠金取引を扱う業者のホームページの所定の場所に、住所や氏名、職業、年齢、銀行口座情報などの個人情報を入力し、口座開設の申込みを行います。その後、業者から送信されてきたメールを参考にして、本人確認書を業者に送付します。

(2)口座開設通知書の到着

 書類に不備が無ければ、ホームページにログインするためのユーザーID、パスワードと証拠金の振込み金融機関が記載されている口座開設通知書が業者より送られてきます。

(3)入金、取引スタート

 業者指定の振込先預金口座に資金を振り込み、業者が入金を確認しだい、取引をスタートすることができます。

〈注文方法〉

 外国為替証拠金取引の注文方法は、複数あることが特徴で、株取引にはなかった自動売買を利用することが出来ます。 また、相場では何が起きるかわかりませんので、どのような注文方法を取るにせよ、損切りオーダーを含むオーダーを出しておく必要があります。 外国為替証拠金取引は相場の状況に合わせた方法を選ぶこと、そして損切り設定を含む注文方法を基本として売買をすることが重要です。

以下に注文方法の代表的なものを紹介します。

(1)成行注文

 成行き注文とは、相場の動きを見ながら自分の買いたいと思った時や、売りたいと思った時に注文をするもので、値段を指定せずに売買する注文方法です。別名プライスオーダーとも言われています。

値段を指定しないで約定できるため、指値注文と比べると、約定までの時間が早いことがメリットですが、その時点での水準で約定されるため、好きなレートで約定できません。

(2)指値注文

 指値注文とは、「この価格で買いたい、売りたい」といったように、買いや売りの値段を指定して行う注文方法のことです。価格によって限定するため、別名リミットオーダーといわれています。

売買したい値段で約定できる反面、為替レートと指値にちょっとでも差があると、約定しません。

(3)逆指値注文(ストップ注文・ロスカット注文)

 値段を指定して注文を行うこと自体は、指値注文と同じですが、利益を確定させるために指値注文を使い、逆に、損失を限定するために逆指値注文を使うのが一般的です。

損失を限定させるために良く使われることから、別名「ストップ注文」や「ロスカット注文」と、も呼ばれています。

(4)IFD注文(if done)

 IFDとは「if done」の略で、「新規の注文が約定したら、もう1つの注文を合わせて出す」注文方法のことで、日本時間の深夜、ニューヨーク市場が動いている時間でも利益を確保するためによく使われます。

例えば、今、1ドル=120円だったとします。自分が、「1ドル=115円まで下がったら買って、1ドル=125円になったら売ろう」と決めていたとします。そんなときに使えるのがIFDです。

IFDを出しておけば、1ドル=115円になれば、勝手に外国為替証拠金取引(FX)業者・会社が買ってくれて、その後、 1ドル=125円になれば勝手に業者が売ってくれるので、とても簡単な訳です。あなたが寝ていようと遊んでようと勝手に業者が利益を確定してくれます。

これも、買う値段と売る値段を決めている人であれば、誰でも自然に行っている注文方法です。 実際の注文画面でも、買いたい値段と売りたい値段をそれぞれの欄に入力するだけです。

(5)OCO注文(one cancels the other)

 OCOとは「one cancels the other」の略で、「2種類の注文を同時に出しておき、どちらかの注文が約定したら、もう片方の注文はキャンセルされる」注文方法です。

利益確定と損失限定の両方を同時に行えるので、リスク管理がしやすいのがメリットです。

例えば、既に1ドル=120円で買ったドルを持っているとします。そこで、1ドル=125円なら利益を確保して、1ドル=117円なら損切り(損の確定)をしようと考えたとします。

そうすると、まず、指値を1ドル=125円に指定しつつ、ストップ・ロス・オーダーを1ドル=117円に指定するということになります。 こう書くと注文のときに面倒くさそうですが、実際は、とても簡単です。

「買い」や「売り」を入れるパソコンの画面には、指値(リミット)とストップ・ロス・ オーダーを入力する欄がそれぞれ必ずあるので、そこに値を入力するだけ。とても簡単です!

なお、例えば、上のようなOCO注文を10回やって、5勝5敗の5分の成績だったらどうなるでしょうか?

トータルで利益ですね。

だから、OCOはFXで儲けるための基本中の基本の注文方法なのです。

(6)IFO注文

 IFD注文とOCO注文の組み合わせた注文方法で、3つの注文を同時に出せます。新規の注文から、決済注文までが、1度で全て設定できる自動売買の方法です。

例えば、1ドル=120円の状態で、「1ドル=115円になったら買おう。それで、1ドル=125円になったら利益を確定させて、 1ドル=110円になったら損切りをしよう。」と考えている人のための注文方法です。

IFOを出しておけば、外国為替証拠金取引(FX)業者・会社が勝手に1ドル=115円になったらドルを買い、 1ドル=125円になるか1ドル=110円になったら、ドルを売ります。これもまた大変便利な注文方法です。

こちらも、実際の注文画面で、最初に買いを入れる外国為替レート、利益確定の指値(リミット)の外国為替レート、損切り (ストップ・ロス・オーダー)の外国為替レートをそれぞれ入れる欄があるので、そこに入力するだけです。

OCO、IFD、IFOの注文方法は、どれも、こちらが指示を出しておけば外国為替証拠金取引業者会社が勝手にやってくれるというところが良いところです。 前の夜、または朝仕事に出かける前に、OCOやIFOを出しておけば、仕事をしている間に勝手に注文が成立して、仕事から帰って来たら、またチャートを見ながら考えることができるということです。

ちなみに、外国為替証拠金取引以外の株式投資や投資信託投資では、指値と成行はできますが、OCO、 IFDやIFOなどの注文方法は通常できません。 一方で、外国為替証拠金取引(FX)は24時間注文が可能なので、外国為替レートが飛んでしまうことは、かなり起こりにくいです。こういうところも、外国為替証拠金取引(FX)のメリットといえるでしょう。

(7)トレール注文(trail)

 トレールとは「引きずる」という意味で、逆指値注文に値幅指定機能を追加した注文方法で、上昇トレンドでうまく利益を出すために有効な注文方法といえます。

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